取引数量最小化の原理 卸売業者がいる場合といない場合

取引数量最小化の原理(取引総数単純化の原理)とは、取引企業が多くなると中間に卸売業が介在することにより取引総数が減少することを示す原理です。なお、流通業界における卸売業の必要性の根拠とする原理(原則)はこの取引数量最小化の原理のほか「不確実性プールの原理」があります。

取引数量最小化の原理(取引総数単純化の原理)の解説

取引数量最小化の原理とは、取引企業が多くなると中間に卸売業が介在することにより取引総数が減少することを示す原理です。言葉で説明してもよくわからないと思いますが、図にするとわかりやすいと思います。

卸売業者が存在しない場合の取引総数

取引総数最小化の原則

このように卸売業者が存在しない場合には、取引総数は、25です。

卸売業者が存在する場合の取引総数

取引総数最小化の原則

卸売業者が存在する場合には、取引総数は10です。取引数量最小化の原理とは、このように卸売業者が存在することにより、取引総数が減少することを示す原則をいいます。なお、販売士の試験では取引数量最小化の原理のことを取引総数最小化の原則(取引総数単純化の原理)と言うことがありますが、同じ事です。

0
スポンサーリンク


関連記事

サイト移動に伴って各記事のSNSボタンがリセットされました。いいね等が増えると更新意欲が出るのでお願いします。

スポンサーリンク

ピックアップ記事

  1. 販売士は流通業界で唯一の公的資格として一定の評価を得ています。 (さらに…)…
  2. 販売士(リテールマーケティング)の合格率の推移をまとめています。合格率推移表にある実態合格率について…
  3. 販売士の教科書には多くのグラフが掲載されていますが、販売士受験者の多くがグラフを見ていないためグラフ…

ピックアップ記事

  1. レギュラーチェーンとボランタリーチェーンの違い

    レギュラーチェーンとボランタリーチェーンを混同する人が多いですが、両者は全く異なる組織形態です。 (…
  2. 不確実性プールの原理について具体的に説明します。

    不確実性プールの原理(集中貯蔵の原理)とは消費者志向の変化など外部環境の変動に備えてすべての小売店が…
  3. 経営組織と組織原則 ライン組織やファンクショナル組織、事業部制組織など

    経営組織には、ライン組織、ファンクショナル組織、ラインアンドスタッフ組織、事業部制組織、マトリックス…
ページ上部へ戻る