販売士(リテールマーケティング)の合格率推移

販売士(リテールマーケティング)の合格率の推移をまとめています。合格率推移表にある実態合格率については「販売士の合格率の実態。実際の合格率はもっと高い!」で説明しています。

目次

販売士1級(リテールマーケティング1級)の合格率

販売士1級実受験者数合格者数合格率実態合格率
30回1,5001499.912.4
31回1,37514010.212.7
32回1,3591259.211.5
33回1,15112911.214.0
34回1,03016115.619.5
35回89710611.814.8
36回1,17829725.231.5
37回1,35823016.921.2
38回1,22516113.116.4
39回1,09727625.231.4
40回1,14922119.224.0
41回92920622.127.7
42回1,01228928.635.7
43回H28.21,14422019.224.0
79回H29.21,03823722.828.5
81回H30.297919920.325.4

販売士1級の合格率は10%~20%で推移しています。第36回は販売士試験の受験科目の変更等があったため合格率が高くなっています。(どの資格試験でも試験制度等の変更があったときは合格率が高くなる傾向がある。)

何故か販売士1級の合格率が34回試験から上昇

34回販売士1級試験まで合格率は毎回10%台でしたが、最近の合格率は上昇傾向にあります。販売士協会の会報等をみると「販売士受験生減少」について様々な話題が出ているのでもしかすると合格基準(記述式の採点基準)を一時的に緩めて合格率を上げているのかもしれません。

販売士2級(リテールマーケティング2級)の合格率

販売士2級実受験者数合格者数合格率実態合格率
30回12,3457,30759.274.0
31回13,6247,83557.571.9
32回14,24610,17971.589.3
33回14,2787,93155.569.4
34回13,4917,50855.769.6
35回11,2016,17255.168.9
36回11,0244,98445.256.5
37回12,1856,75555.469.3
38回11,6236,35854.768.4
39回11,3485,45748.160.1
40回11,4387,36864.480.5
41回10,1294,36643.153.9
42回9,4834,70549.662.0
43回7,5324,08454.267.8
44回 H28.24,3742,55758.573.0
78回 H28.74,9762,57351.764.6
79回5,9172,99950.763.3
80回5,2392,74852.565.5
81回5,6322,47443.954.9

販売士2級の合格率は販売士3級の合格率と大差ありません。

販売士3級(リテールマーケティング3級)の合格率

販売士3級実受験者数合格者数合格率実態合格率
53回19,93511,78559.173.9
54回21,38013,99665.581.8
55回18,91213,91273.692.0
56回19,90812,73564.080.0
57回18,22710,55157.972.4
58回15,0857,56550.162.7
59回15,3789,64962.778.4
60回15,2289,19660.475.5
61回15,8187,66848.560.6
62回14,9198,14554.668.2
63回15,78610,34465.581.9
64回16,1347,98649.561.9
65回15,7978,43053.466.7
66回16,2388,92655.068.7
67回14,9338,87759.474.3
68回13,8205,81342.152.6
69回14,4339,00362.478.0
70回13,7249,14366.683.3
71回13,2409,11268.886.0
72回12,3715,32343.053.8
73回13,0107,93261.076.2
74回12,0347,72064.280.1
75回12,2016,51753.466.8
76回10,0104,50645.056.3
77回11,0386,37557.872.1
78回9,2916,44569.486.7
79回10,5405,02552.459.6
80回9,3356,09565.381.6
81回10,4855,49252.465.4

販売士3級の合格率は60%~80%で推移しています。

公表されている合格率と試験の難易度は一致しない!

販売士試験は試験終了後に商工会議所などから合格率が発表されますが、この合格率は販売士試験の難易度と一致しません。どういう事かというと、詳しくは「販売士の合格率の実態。実際の合格率はもっと高い!」で書いているのでここでは書きませんが、公表されている合格率は実際の合格率とは違うのです。私の経験上、販売士2級3級を真面目に勉強をした人の合格率は80%以上で、実際には殆どの受験生が合格しています。

販売士2級3級の合格率は60%~80%ということで、20%程度の受験生が不合格になるわけですが、だからといって販売士が難しいわけではありません。販売士は真面目に勉強すれば誰でも合格できる試験なので合格率の高低を気にせず、3級2級、そして1級までチャレンジしてみて下さい。勉強したらわかると思いますが、合格率以上に難易度は高くないですよ。

スポンサーリンク


関連記事

サイト移動に伴って各記事のSNSボタンがリセットされました。いいね等が増えると更新意欲が出るのでお願いします。

スポンサーリンク

ピックアップ記事

  1. 販売士検定試験の受験者の多くが不得意とする計算問題。受験者の多くは計算問題を避けてしまう傾向にありま…
  2. 販売士検定試験の受験者の多くが不得意とする計算問題。販売士検定試験では必ず経営分析や損益計算書の穴埋…
  3. 販売士(リテールマーケティング)の合格率の推移をまとめています。合格率推移表にある実態合格率について…

ピックアップ記事

  1. 事業部制組織とは 事業部制組織の長所と短所、導入の留意点など

    事業部制組織とは本社の下に各事業部を配置し当該事業部に権限を大幅に委譲する組織形態である。事業部制組…
  2. 小売の輪の理論の解説とポイント

    小売の輪の理論について、具体例などを用いて解説します。 小売の輪の理論とは 小売の輪の理論とは、…
  3. 取引数量最小化の原理 卸売業者がいる場合といない場合

    取引数量最小化の原理(取引総数単純化の原理)とは、取引企業が多くなると中間に卸売業が介在することによ…
ページ上部へ戻る