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販売士の合格率を大きく高める独学勉強法
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販売士の合格率は1級が約15%、2級3級が約60%ですが、私の経験でいえば正しい勉強法であればもっと合格率が高くなると考えています。
目次
販売士は真面目に勉強すれば合格できる!意外に高い合格率!
販売士は必死に勉強して合格できないような難易度が高い試験ではなくて、正しい勉強法でしっかりと真面目に勉強すれば誰でも合格できる資格試験です。特に販売士2級3級は公表されている合格率が60%となっていますが、「販売士合格率の実態」で書いている通り、真面目に勉強した人の合格率は80%以上、というよりも本試験でよほど体調が悪くない限り殆どの受験生が合格できるはずです。
販売士の合格に必要なポイント
販売士は真面目に勉強すれば合格できるとはいえ、実際には不合格になる人がいるのは事実です。そこで販売士の合格率を大きく高めるために、販売士の合格に必要なポイントを挙げます。
- 正しい教材で販売士の合格率アップ!
- 正しい勉強法で販売士の合格率アップ!
- 正しい勉強時間と勉強期間で販売士の合格率アップ!
正しい教材で販売士の合格率アップ!
販売士は正しい教材で勉強すればその分だけ合格確率が高くなります。
販売士の正しい教材とは
販売士の正しい教材は次の通りです。
- 販売士ハンドブック
- 過去問題集
- 問題集
販売士の正しい教材①販売士ハンドブック
販売士は試験で出題されるテキスト(販売士ハンドブック)があり、販売士1級はこのテキストから70%以上、販売士2級は80%以上、販売士3級は90%以上が出題されることになってます。販売士試験は70点以上で合格なのでこの販売士ハンドブックを完璧に覚えてしまえば販売士1級であっても合格できるということになります。
ただ、販売士受験生の中には販売士ハンドブックを買わずに受験している人がいます。販売士ハンドブックを買わない理由は次の通り。
- 販売士ハンドブックが高い。
- 販売士ハンドブックは内容が難しい。
- 過去問題集と問題集だけでも合格できる(販売士2級3級限定)。
たしかに販売士ハンドブックは高いくせに内容が難しくて読み難くく、それに販売士2級3級であれば過去問題集と問題集だけでも合格できるかもしれません。しかし、過去問題集と問題集は販売士ハンドブックの全項目を網羅しているわけではないので、これだけで本試験を受験すると、本試験で初めて見る問題に遭遇することがあって、これが合否を分けることになる場合があります。
販売士ハンドブックは高いかもしれませんが、これを買わないという事はその分だけ合格が不利になる(合格率が下がる)と考えて間違いありません。
販売士の正しい教材②過去問題集
効率的に販売士に合格するためには試験傾向や出題傾向を掴むことが大切です。前から順番に同じ要領で勉強するのも良いですが、試験傾向や出題傾向を掴み、出題可能性が高い項目を中心に勉強する方が効率よく販売士に合格できます。
では、どのようにして試験傾向や出題傾向を掴むのか?ですが、それは過去問題が一番です。どいういう事かというと、過去問題を何回分か解くことでどのような問題がどのような頻度で出題されているのかをチェックすることで販売士ハンドブックのどの項目をしっかりと勉強しなければいけないのかがわかるようになります。販売士を満遍なく勉強しても試験で出題されるところを覚えていなければ合格できません。販売士合格で大切なのは本試験で出題される可能性が高い項目を探し出し、徹底的に頭に叩き込むのです。そのためには過去問題集が不可欠です。
販売士の正しい教材②問題集
販売士は販売士ハンドブックから出題されるとはいえ、このハンドブックはただのテキストで、これをダラダラ読んでもなかなか内容を理解できません。効率的に内容を理解するためには問題を解くのが一番で、そのために1冊から2冊くらいは問題集を買いましょう。
販売士のオススメ参考書と問題集
販売士は受験者数が多い資格試験という事もあって、書店では販売士の参考書や問題集が色々売っていますが、その中でも販売士講師の私が良いと思う本を「販売士のオススメ本」でまとめています。この本の中には私が受験生時代に使っていたものもあります。
正しい勉強法で販売士の合格率アップ!
販売士には効率的に合格するための勉強法というものがあります。詳しくは「販売士に効率よく合格するための勉強法!」で書いているので、ここでは簡単に書きますが、販売士に効率的に合格するためには次のサイクルで勉強するのが一番です。
- 販売士ハンドブックをサラッと一読する。
- 過去問題集を解く。
- 過去問題集で出題されたところを販売士ハンドブックにマークする。
- 販売士ハンドブックの過去問マークされているところを中心にサラッと読む。
- 問題集を解く。
- 間違えたところ、わからないところを販売士ハンドブックでチェックする。
- 問題集や過去問題集を解く。
- 間違えたところ、わからないところを販売士ハンドブックでチェックする。
- 7に戻る。
これは販売士1級2級3級に共通する勉強法で、このサイクルでしっかりと勉強すれば合格できるはずです。
正しい勉強期間と勉強時間で販売士の合格率アップ!
販売士に合格するための一般的な勉強時間は次の通りです。
- 販売士1級:約100時間
- 販売士2級:約70時間
- 販売士3級:約50時間
このように書くと販売士3級は一日10時間勉強すれば5日で合格できる!(10時間×5日=50時間)と思うかもしれませんが、そうではありません。勉強というのは一日に沢山すれば良いというものではなくて、適切な勉強時間というものがあります。どの位の勉強時間が適切なのかは個人差があるので、○○時間と断言しませんが、販売士であれば1時間~3時間くらいの勉強が妥当ではないですかね。販売士2級3級受験生の中には一夜漬けなどの超短期間受験で合格している人がいますが、この勉強法は不合格になるリスクが高い勉強法です。販売士合格に勉強時間はひとつの目安にはなりますが、それと同じくらい勉強期間というのも大切な目安になります。勉強というのは覚えて忘れての繰り返しで記憶に定着していきます。超短期受験になると覚えて忘れてのサイクルが少ない分、試験が終わったら(若しくは試験日当日に)必死に勉強したことであってもすぐに忘れてしまします。試験当日の朝に忘れたら…当然、不合格リスクが高まります。
販売士に合格するための一般的な勉強期間は次の通りです。
- 販売士1級:約4カ月
- 販売士2級:約3カ月
- 販売士3級:約2カ月
勉強期間は短くても長くても良くありません。詳しい理由は「販売士3級合格に理想の勉強期間と勉強時間」で書いているので興味がある人は見てください。
これらの事に注意すれば販売士の合格率は大きくアップする!
販売士には合格するための勉強法等があって、これを守って勉強すればきっと合格できるはずです。公表されている販売士の合格率を見ると「難しいかな」と思うかもしれませんが、不合格になる人はそれなりの原因があって、真面目に勉強した人の多くが合格しているのがこの試験です。特に上記ポイントをしっかりと守って勉強すれば合格率は大きくアップするはずで、販売士2級3級であれば独学でも殆どの人が合格できるのではないでしょうか。
資格試験などの受験勉強というのは楽しいものではないですが、合格したら履歴書等にも書けますし、特に学生等の場合は販売士は就活で役立つので、困難にぶち当たっても「販売士は勉強すれば合格できる資格試験」であるということを忘れずに頑張ってください。