- Home
- 基本的な勉強方法など
- 販売士に合格するためのテキスト
資格試験には合格しやすい良いテキストとそうでないテキストというものがあります。リテールマーケティング(販売士)は書店に行くとわかると思いますが様々なテキスト(参考書や問題集)が売っていますが、これらのうち販売士に合格するために良いテキストについて紹介します。
目次
販売士に合格するために一番良いテキストは販売士ハンドブック
販売士は販売士ハンドブックから出題される!
販売士の試験案内にも書いていると思いますが、販売士試験は販売士ハンドブックから出題されます。どのくらい出題されるのかというと、販売士1級は70%以上、販売士2級は80%以上、販売士3級は90%以上がこの販売士ハンドブックから出題されます。ちなみに「以上」となっているので、100%が販売士ハンドブックから出題される可能性もあります。販売士試験が70点以上とれば合格という事なので、販売士ハンドブックを完全に覚えることができれば販売士1級も合格できるということになります。
つまり、販売士に合格するのために一番良いテキストは販売士ハンドブックということになります。
販売士ハンドブックは良いテキストだが、高い!
販売士ハンドブックは販売士合格に最も良いテキストではあるものの、高いんですよね。
- 販売士3級ハンドブック 8,100円
- 販売士2級ハンドブック 8,230円
- 販売士1級ハンドブック 6,480円
どれも6,000円以上もします。書店で売っている参考書が2,000円未満で買えることを考えるとかなり割高感があることがわかると思います。
販売士ハンドブックは良いテキストだが、難しい!
販売士ハンドブックはたしかに良いテキストなのですが、内容が難しい!!!最近ではイラストや写真が増えたものの、殆どが文字ばかり…。しかもページ数が500ページくらいあるので1回読むだけでも大変です。しかもこれを販売士に合格できるように理解しながら読まなければいけないとなると、相当な労力が必要になります。
ちなみに私が受験生の時は今以上にページ数が多く、さらにイラストや写真が少なくて、一回読むのに数日も費やしたように思います。しかも1回読んだだけでは理解できないので途中で何度も嫌になりそうになったのを覚えています。
販売士ハンドブックを買わない受験生は多い。
上記2点から販売士受験生の中には販売士ハンドブックを買わない人もいて、私はその気持ちがすごくよくわかります。まぁ、たしかに販売士2級3級であれば販売士ハンドブックが無くても合格できるかな、と思いますし、実際に買わないで合格している受験生も数多くいますしね。販売士ハンドブック無しで合格した!という話を聞くと「私も!」となると思います。高い上にわかり難いんですからね。
ただ、私の個人的な意見ですが、たしかに販売士2級3級は販売士ハンドブックがなくても合格できると思いますが、やはり内容をしっかり理解しようと思えば販売士ハンドブックで勉強するのが一番だと思っています。しっかりと内容を理解することが上級資格(販売士3級であれば2級、販売士2級であれば1級)の受験で役立ちますからね。単にその級だけ合格できれば良い!というのであれば話は別ですが。
販売士ハンドブック以外の良いテキストは?
販売士合格に最も重要なテキストは過去問題集!
そうはいっても販売士ハンドブックは高い上に難しいとなると買いたくなくなる気持ちはわかります。そこで販売士ハンドブック以外で販売士合格のための良いテキストは何かというと、一番大切なテキストは過去問題集です。販売士は同じような問題が何度も出題されているので、過去問題で出題頻度が高い箇所(出題傾向)を探すことができます。まぁ、あれだけの割合で販売士ハンドブックから出題されるわけですから、出題箇所に偏りが出てしまうのは仕方が無いですよね。販売士の試験範囲は広いように思えますが、その試験範囲の中で出題される個所というのは毎回大体決まっていて、それを押さえると合格点が取れる試験なのです。
販売士の過去問題集は販売士ハンドブックよりも大切なテキストだ!と言っても過言ではないほど重要なテキストです。
過去問題集の次に大切なテキストは問題集!
書店に行くと販売士試験の問題集が何種類も売っています。私も授業で生徒に問題を作っていましたが(最近は講師活動を制限中)、原則として過去問題を分析したうえで販売士ハンドブックから問題を作成します。試験は販売士ハンドブックから出題されるのですから当然ですよね。つまり、書店で売っている問題集も私が作成する問題と同様に過去問題を分析した上で販売士ハンドブックから作られているので、問題集は試験傾向を意識した問題になっているのです。
参考書は欲しい人だけ買うテキスト
販売士の参考書も売っていますが、参考書はあまり必要ないかな、というのが私の感想です(販売士1級は別)。買うべきではない!とまでは言いませんが、参考書を買うなら問題集をもう一冊買った方が良いように思います。用語の意味などは問題集の解説をしっかりと読めばわかると思いますし、もっと理解を深めたいのであれば販売士ハンドブックの方が絶対に良いです。
販売士合格のために必要な順番に並べると最も重要度が低いテキストですね。
販売士合格におすすめテキスト
書店に行くと販売士に関するテキストが色々売っていますが、10年以上販売士講師をしてきた私がおすすめするテキストは「販売士おすすめテキスト」でまとめているのでテキスト選びの参考にして下さい。おすすめしているテキストは実際に授業で使ったものや、私自身が販売士受験生の時に使ったものもあり、自信をもっておすすめできるテキストです。