たまに「販売士1級の難易度は高い」という話を聞きますが、実際のところはどうなのでしょうか。たしかに販売士1級は2級3級に比べると格段に難易度が高くなりますが、私は販売士1級は独学で勉強して合格できないほど難易度が高い資格ではなく、勉強法次第で独学でも十分合格できると考えています。
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勉強次第で販売士1級も独学で合格できる
販売士1級の難易度は2級3級に比べると高いですが、独学で合格できないというほど難易度が高いわけではありません。できれば受験予備校の講座を受講したほうが合格しやすいと思いますが、勉強法次第で独学でも十分合格可能で、もちろん1年合格もできます。販売士1級の勉強法はこのサイトでも紹介していくので参考にして下さい。もちろん私も販売士1級合格者(1発合格)です。
販売士受験生の間では「販売士1級の難易度は高い」と言われていますが、これは「販売士2級3級に比べて」難易度が高いだけで、独学受験で合格できないほどではありません。そもそも販売士2級3級の難易度が低いのであって、2級3級と同じような気持ちで勉強すると痛い目にあいますが、「販売士1級は難易度が高い試験だ」と気を引き締めて勉強すればそこまで難易度が高い試験ではありません。
独学で合格したいなら販売士ハンドブックを買う!
販売士には公式テキストがあり、この公式テキストから70%以上が出題されます。販売士1級が70%以上の正答率で合格できるのでこの公式テキストを覚えることができれば試験に合格できるということです。販売士ハンドブックなしで市販の問題集と参考書だけでも合格できますが、販売士ハンドブックがあるのと無いのとでは勉強の理解度・習熟度が違います。特に独学受験の場合は使う教材で合否が大きく分かれるので、私がもう一度販売士1級を受験することになったら絶対に販売士1級ハンドブックを買って勉強します。販売士1級ハンドブックは少し高いですが試験で不合格になってしまうリスクを考えたら安いものです。それに販売士1級は1年に1回しかないですし、もし不合格になったら1年間また勉強しないといけないですからね。
1年でも早く販売士1級に合格したい人や中小企業診断士などの上級資格を目指している人は販売士ハンドブックを中心に勉強することをオススメします。
販売士1級は一夜漬けでは絶対に合格できない
販売士2級3級の受験生の中には試験直前の一夜漬けで試験に挑み運よく合格する人がいますが、販売士1級は一夜漬けでは絶対に合格できません。販売士1級の試験内容は専門用語が多くて難易度が高く、一般教養の知識で解答できるものは殆どありません。また、販売士2級3級とは違い、記述式の問題もあるため知識の理解度が問われます。販売士1級の試験は2月中旬。クリスマスにお正月を挟み、仕事が忙しくなる2月に試験があります。特に社会人は試験直前期に勉強時間を確保できない恐れがあることを考えて、早めに受験勉強を始めることをオススメします。