販売士3級の難易度はどのレベルなのか。3級が難しいと感じている人の問題点とは

受験生からすると販売士3級の難易度について気になると思います。私は大学生の時に販売士3級を受験して合格しましたが、当時も今も難易度については大差はありません。そこで今回は販売士3級の難易度はどのくらいかについて書くことにしました。

目次

販売士3級の難易度は低い!高校生でも勉強すれば合格できる!

難易度が低いというと聞こえが悪いですが(難易度が易しいという方が聞こえが良いですけど)、高いか低いかでいうと販売士の難易度は低いです。難易度が低いと言っても感じ方には個人差があるので、具体的になぜ販売士3級の難易度が低いと言えるのかを次で説明します。

販売士3級は販売士の入門級

販売士には学習内容によって3級2級1級とわかれており、3級は販売士検定の入門級という位置づけです。どの資格でもそうですが、入門級は本当の初心者でも勉強しやすいレベルの難易度になっています。やはり資格試験も受験生の囲い込みに苦労していて、もし3級の難易度が高ければ2級以上の受験生が減少してしまい、結果として資格試験の維持が難しくなります。そのためどの資格試験も入門級の難易度は低く設定されています。

それに販売士3級の受験生の多くは大学生や短大生、高校生で、これらの人は社会人経験がありません。販売士3級はこういうった社会人経験がない人でも合格できるように低めの難易度に設定されています。

販売士3級の実質合格率は80%以上

販売士3級の合格率は「販売士合格率」でまとめている通り大体60%~80%で推移しています。合格率60%~80%ということは私が言う「合格率80%以上」ではないと思うでしょうが、この合格率は実際に試験を受験した人全員の合格率であって実際に真面目に勉強した人の合格率ではありません。どういう事かというと、「販売士合格率の実態 実際の合格率はもっと高い!」で書いているので詳しくは書きませんが、受験生の中には記念受験生などそもそも合格レベルに達していない受験生が一定数含まれていて、これらの人を除くと販売士3級の合格率は殆どの試験で80%以上(概算)になります。80%以上ですからね、真面目に勉強した受験生の殆どが合格しているはずです。

合格率が80%以上の試験の難易度が高いはずがありません。

販売士3級は公式ハンドブックから90%以上が出題される!

販売士3級には公式ハンドブックがあり、試験はこの公式ハンドブックから90%以上が出題されることになっています。販売士3級の合格点は70点なので、公式ハンドブックを完璧に覚えれば確実に合格できることになります。公式ハンドブックは専門用語があって少し読み難いかもしれませんが、勉強法にコツがあって時間をかければ誰でも理解できるようになります。

合格点が70点の試験で90%以上出題される本を指定してくれる試験の難易度が高いはずがありません。

販売士3級は勉強が苦手でも合格できる!

これらの事から私は販売士3級の難易度は低く、「勉強が苦手!」「資格試験が不安!」という人でも合格しやすい試験だと考えています。

販売士3級はテキスト(参考書や問題集等)と勉強法を間違えなければ合格できる試験で、私の経験上、販売士3級であればアルバイト経験が少ない高校生でも合格できる試験だと思っています。

販売士3級が難しいと感じている人は勉強法などを間違えている!

私が販売士3級の難易度が低いと言っても、受験生の中には「難しい」と感じている人もいるはずです。ではなぜ販売士3級の難易度が高いと感じる人がいるのかというと、販売士講師としての経験上、その原因はテキスト選びや勉強法を間違えているからです。

勉強が難しいと苦労している人の中には自分の能力を問題にしている人がいますが、販売士3級は能力の高低で合否がわかれるような難易度が高い試験ではありません。司法試験等のように難易度が高い試験なら能力が合否に影響するかもしれませんが、販売士に限っては能力は関係ありません。

販売士3級を難しいと感じている人の原因は、能力の問題ではなく、テキスト選びや勉強法を間違えています。販売士3級の勉強法は「販売士3級の勉強法」「販売士3級おすすめテキスト」でまとめているのでここでは詳しく書きませんが、テキスト選びと勉強法さえ間違えなければ販売士3級は合格できる試験です。

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