販売士3級の試験まで1週間しかない人の勉強法

販売士3級の試験日まで1週間しかなく、かつ、これから勉強を始めるという人の勉強法。販売士の最短独学合格法です。1週間の勉強で販売士3級に合格できるの!?と思うかもしれませんが、販売士3級の試験範囲を効率よく勉強することで独学でも合格することは可能です。何度も書きますが、1週間しかないので普通に勉強したら無理なので、販売士3級の試験で出題されるポイントを絞って効率的に学習することで1週間でも合格できる可能性があるので、「1週間しかない…」と諦めてはいけません。

目次

販売士3級なら1週間効率よく勉強すれば合格できる…かも

販売士3級の合格に理想の勉強期間と勉強時間」で書いているとおり、販売士3級に合格するための理想の勉強期間と勉強時間は2ヶ月、50時間です。それを1週間でするわけですから相当の気合を入れなければ合格できません。単純に計算すると1日7時間以上の勉強が必要です。まぁ、1週間で50時間勉強するのは大変なので、実際には販売士3級に出題されるところを絞って効率的に勉強することになります。

販売士3級の1週間独学合格で使うのは過去問題と問題集だけ

販売士は公式テキスト(販売士ハンドブック)があり、この公式テキストから販売士3級は90%以上が出題されます。販売士の合格率が100点満点中70点以上ということなので、この公式テキストさえ覚えてしまえば絶対に合格できるということになります。

が、

今回は販売士3級の試験まで1週間しかないので販売士ハンドブックを読む時間はありません。読んでも良いですが、読むだけで1週間の半分を費やしてしまいます。

販売士3級を1週間で合格するために使うものは過去問題集と市販の問題集です。市販の問題集は2冊くらいあった方が良いです。当サイトでオススメ本を紹介していますので参考にして下さい(おすすめ参考書と問題集)。ただし、買うのはお近くの書店などで買ったほうが良いでしょう。アマゾンの翌日・当日配送なら良いですが、そうでないなら自宅に配達されるまでに時間がかかるので書店で買うべきです。なんといっても試験まで1週間…本を待っている時間が勿体無いです。

最初の2日 過去5回分の過去問題を解く

販売士は定期的に同じような問題が出題される傾向があり、結構な頻度で過去問題と同じ問題が出題されています。そのためまずは過去問題集を解きましょう。過去5回分を各5回以上解き直して下さい。答えを覚えてしまうくらい何度も繰り返して解き直し、解答解説まで完璧に覚えてしまうくらい復習しまくりましょう。次の試験で同じ問題が出題されるかもしれません…というよりも、きっと出題されるはずです。そのくらい販売士3級は何度も同じような問題が出題されています。

3日目~6日目 市販の問題集を解く

次は市販の問題集を解きましょう。市販の問題集も過去問題集と同じく各5回以上解き直します。答えを覚えてしまうくらいがちょうどいいです。基本的に販売士3級の市販問題集は過去問題を参考にして作成されているので、この問題集を何度も解き直すことで本番の対策になります。

最終日 総復習

最終日は過去問題集の再度解き直し、及び、市販の問題集でよく間違える箇所を再度解き直します。

諦めも肝心

本来、販売士3級は2ヶ月かけて勉強するもので、それを1週間で勉強するのですから無理があるのは当然です。勉強でどうしても理解できない箇所(損益計算書や売価値入率、原価値入率など)は勉強しないという判断も大切です。「出題されたらその他のところで点数を稼ぐ」と割り切ってしまいます。時間がない中で理解できないところに時間を使うより、得点できるところを勉強しましょう。それが超短期合格のポイントです。

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