販売士2級の難易度は販売士3級と大差はありません。普通に考えると販売士3級よりも難しくなるように思いますが、実際には販売士3級と販売士2級の難易度は同じようなレベルの試験です。
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販売士2級と3級は学習する範囲が違うだけで難易度は同じ!
販売士3級が売場担当者、販売士2級が管理者を受験対象者にしているため、それだけ見ると難しくなったように感じますが、実際は3級と2級ではそれぞれ学習する範囲が違うだけで試験に合格するための難易度という点でいえば同じレベルの試験です。たしかに販売士2級の方が専門用語が増えて少しだけ難しく感じるかもしれませんが、販売士3級と同じように勉強すれば合格できます。試験もマークシート方式ですしね。
販売士2級の合格率も同じくらい
販売士2級と3級の合格率を見たらわかると思いますが、どちらの級の合格率も同じくらいで推移しており、試験の難易度が同じレベルであるということがわかると思います。「販売士3級の難易度はどのレベルなのか」で書いている通り、私は販売士3級の難易度は低いと考えていますが、同じように販売士2級の難易度も低いと考えています。
販売士2級も真面目に勉強すれば合格できる
販売士2級は3級と同じように真面目に勉強すれば合格できる試験です。特に販売士3級に合格した人であれば、3級に合格したときの勉強法を継続すれば2級もきっと合格できます。
販売士2級の難易度が高いと感じる人の原因
販売士2級の難易度は低いのですが、受験生によっては「販売士2級は難しい…」と感じる人もいると思います。合格率から考えるとこのレベルの試験が難しいということは恐らく次のポイントが原因になっていると思います。
- 教材が間違っている。
- 勉強方法が間違っている。
教材が間違っている。
販売士2級には公式テキストがあり、試験ではこの公式テキストから80%以上が出題されることになっています。販売士の本試験が70点以上で合格となっているので、この公式テキストを完璧に覚えられれば合格できるということです。公式テキストは専門用語が書いてあるので少し難しいように感じるかもしれませんが、何度か読み直しているうちに理解できるようになります。販売士2級は必死に勉強しないと合格できないような難易度が高い試験ではなく、真面目に勉強すれば合格できる試験です。
ただ、この公式テキストは少し高くて、販売士2級の受験生の中にはこの公式テキストを買わずに勉強している人がいます。おそらく難易度が高い(試験が難しかった)と感じる人の多くがこの公式テキストを買っておらず、販売士2級の試験範囲を浅くしか勉強できていないからだと思います。もちろん販売士2級なら公式テキストを買わずに市販の教材のみでも合格できますが、市販の教材といっても販売士の教材は数多く出版されており、なかには内容が薄くて試験範囲を網羅できないものがあります。そのような教材を使っている人が販売士2級の試験問題を解くと「販売士2級の難易度は高い…」となっているのだと思います。
勉強方法が間違っている。
販売士2級には合格するための勉強法というものがあります。受験予備校の講座を受講している人はその学校が合格するための勉強法を教えてくれますが、独学受験の人は自分で勉強法を見つけなければいけません。間違えた勉強法だといつまでたっても理解できず「販売士2級の難易度は高い…」となってしまいます。
販売士の勉強法
販売士には合格するための勉強法があります。このサイトでも販売士の勉強法をいくつか紹介しているので参考になると思います。