販売士を独学で勉強している人はどのくらいいますか?

販売士の受験者数や合格者数などは販売士協会などで公表していますが、独学で勉強している人の割合はどこにも公表されていないので私の推測になりますが、たぶん販売士受験生の半分以上の人が独学ではないかと思います。そう思う理由は次の通りです。

  1. 販売士は独学で合格できる資格
  2. 販売士講座が減少

目次

販売士独学受験生が多いと思う理由①販売士は独学で合格できる資格

司法試験や税理士試験など資格試験によっては受験予備校の講座を受講しないと合格が難しい試験がありますが、販売士については受験予備校の講座を受講せずに独学でも十分合格できる難易度の試験です。販売士1級は少し難しいですが、2級3級については合格率は50%以上になる事も多く、実際には試験日まで真面目にコツコツ勉強した人の多くが合格するというのが販売士の特徴です。

販売士独学受験生が多いと思う理由②販売士の講座が減少

私が販売士を受験していた時は販売士の資格講座がいくつかありましたが、最近は大学等の資格講座や商工会議所の講座、ユーキャンの通信講座以外はあまり見かけなくなりました。以前はLECやTAC、大原簿記でも販売士講座がありましたが、次々なくなりました。きっと受講生が集まらず採算が合わなくなったからでしょうが、インターネットが普及したこともあって「販売士は独学でも合格できる資格」という情報が広まり、以前のように「資格=独学では無理」というように思われなくなったからではないでしょうか。

真面目にコツコツ勉強すれば販売士は独学でも合格できる。

販売士に合格するための勉強法は「販売士の勉強方法」でも書いているので割愛しますが、販売士は基本的にどの級であっても真面目にコツコツ勉強すれば合格できる資格試験なので、独学でも合格できます。もちろん販売士の講座を受講した方が合格しやすいので、講座受講を否定しているわけではありません。ただ、「勉強が苦手!!!!!」「初めての資格試験で不安」「会社などで絶対に合格するように指示されている」などといった場合でなければ、独学で勉強しても良いのではないかな、と思っています。販売士講師が言うのも変な話ですが…ね。

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