販売士の独学受験で気を付けるポイントは?

資格試験によっては独学だと合格が難しい試験がありますが、販売士は他の資格試験に比べると難易度が高くなく、独学でも十分合格できる試験です。販売士に独学で合格するためのポイントは次の通りです。

  1. 正しい勉強法
  2. 正しいテキストと問題集
  3. 過去問題集を必ず購入
  4. 毎日コツコツ勉強

目次

販売士独学合格ポイント①正しい勉強法

販売士試験に限らずどの資格試験にも合格するための勉強法というものがあります。販売士に合格するための勉強法は「販売士の勉強方法」でも書いていますが、次の通りです。

  1. 販売士ハンドブックをサラッと一読する。
  2. 過去問題集を解く。
  3. 過去問題集で出題されたところを販売士ハンドブックにマークする。
  4. 販売士ハンドブックの過去問マークされているところを中心にサラッと読む。
  5. 問題集を解く。
  6. 間違えたところ、わからないところを販売士ハンドブックでチェックする。
  7. 問題集や過去問題集を解く。
  8. 間違えたところ、わからないところを販売士ハンドブックでチェックする。
  9. 7に戻る。

販売士はどの級に限らず、基本的にこの手順で勉強すれば間違いありません。

販売士独学合格ポイント②正しいテキストと問題集

販売士のテキストと問題集は書店に行くと様々な種類のものが売っていますが、内容には一定のバラつきがあります。私が良いと思うテキストや問題集は「販売士おすすめ参考書問題集」でまとめているので参考にして下さい。私が受験生の時に使っていた問題集や生徒にオススメしたテキストや問題集です。

販売士独学合格ポイント③過去問題集を必ず購入

販売士には公式テキストがあって、この公式テキストから販売士3級は90%、販売士2級は80%、販売士1級は70%以上が出題されます。販売士は70点以上とれば合格ということは、この公式テキストを完璧に覚えてしまえば絶対に合格できるという事になります。ただ、この公式テキストって文字ばかりで読むだけでも結構大変なんですよね。しかもページ数が多い…。そういうこともあって、販売士受験生の中には公式テキストを見た瞬間に「ヤバい…」と戦意喪失してしまう人がいるほどです。

公式テキストは難しい事を延々と書いていますが、効率的に販売士に合格したいのであれば、この公式テキストを満遍なく読んではいけません。販売士には試験傾向というものがあって、この試験傾向に合わせて公式テキストを読むことで独学でも効率的に合格できるようになります。

そこで試験傾向を把握するために何が必要かというと、過去問題集です。過去問題集で出題されている個所を販売士ハンドブックにマークすることで出題頻度が高い項目が自然と浮かび上がってきます。

独学で勉強する人は絶対に過去問題集は買いましょう。

販売士独学合格ポイント④毎日コツコツ勉強

受験勉強というと試験前に1日10時間以上勉強する!という人がいますが、私はこういう勉強法はオススメしていません。1日10時間勉強するのも良いですが、やっぱり1日で覚えた事は1日で忘れてしまいますし、もし試験直前に体調不良などで勉強できない状態になったら最悪です。本当に販売士に独学で合格したいのであれば1日10時間勉強するのではなくて、1日1時間を10日間勉強するべきです。私の経験上でいうとその方が合格確率が高くなっています。ただ、毎日コツコツって簡単なようで結構大変なんですよね。

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