販売士FAQ 過去問題はいつ解けば良いですか?
販売士の過去問題はできる限り早い段階で解きましょう。
販売士受験生の中には過去問題を試験直前に解く人がいますが、私はできるだけ早い段階で解くべきだと考えています。というのも、販売士は定期的に同じような問題が出題されていて、過去問題を解くことで試験傾向や難易度がわかるため、「販売士試験ではどのような問題が出題されるか」「販売士合格にはどの程度勉強しなければならないか」などの受験対策を立てやすくなります。販売士公式テキストである販売士ハンドブックを一読した後、問題集の問題を解く前、つまり初めて解く問題が過去問題というくらいがちょうど良いと思います。
販売士は過去に出題された問題が繰り返し出題されたり、定期的なサイクルで出題されている項目があります。もし試験直前に過去問題を解いて、知らない項目や苦手な項目が多数出題されていた場合、試験までに対応できないかもしれません。そうならないために過去問題をできるだけ早い時期に解いて、試験傾向だけではなく、自分自身が苦手にしている項目、勉強不足の項目を把握して早期に試験対策を立てるべきです。
過去問題は何回解いても構いません。問題と解答を暗記してしまうくらいがちょうどいいです。
予備校によっては、過去問題を過去1回分しかもらえないところがあると聞きますが、そういう場合には市販の過去問題集などを買って数回分は手に入れるべきです(販売士過去試験問題)。過去問題は模擬試験ではありません。過去問題を試験直前の模擬試験代わりに使用している人がいますが、これは間違った過去問題の活用法で、販売士において過去問題は試験傾向を掴むための教材のひとつであり、試験前の腕試し用の問題ではありません。それに過去問題で合格点を取れたとしても本試験で合格点が取れるわけではありませんしね。もし本試験前の腕試し用の問題が欲しいのであれば模擬試験問題集を買いましょう。