どうやったら資格試験に合格できるのか?

私は販売士1級だけではなく難関資格といわれる税理士試験などにも合格しましたが、何も私は特別頭が良いわけではありません。

資格試験の多くは勉強すれば合格できる。

私の経験でいえば、世の中の大体の試験は勉強すれば合格できると思っています。「合格したから言えるのでは?」と思うかもしれませんが、私は特別な勉強をしたわけではなく、人よりも特別優れているわけでもありません。ただ、私が心掛けていたのは「一度決めたらとことん追求すること」です。どういう事かと言うと、販売士で言えば、販売士3級の勉強を始めたときに一緒に勉強していた友達は数人いましたが、その中の何人かは販売士の試験日までに勉強を辞めてしまいました。試験を受験した友達の殆ど(私の知る限り全員)は合格しましたが、続いて販売士2級を受験しようとチャレンジした友達は3級合格者の一部だけです。そして販売士2級試験日までに数名が受験を辞めて、当初販売士3級を受験した友達の中で販売士1級受験まで到達したのは私だけでした。別に私が優れているとか、そういうことではなくて、私が思うのは「絶対に販売士1級に合格する!」と決意が揺らがなかったのが私だけだったというだけです。販売士は難易度が高い試験ではなくて、勉強すれば誰でも合格できる試験です。結局のところ、合格不合格の分かれ目は、勉強するかしないかであって、頭が良いか悪いかではありません。

執着心が強い人間が合格を勝ち取れる!

これは税理士試験も全く同じで、税理士試験は難関資格と言われていますが、試験自体はそれほど難しいわけではなくて、合格率が低い試験を勉強し続ける強い気持ちがあればいつか合格できる試験だと思っています。もちろん勉強しないと合格できませんよ。受験するだけで合格できる生半可な試験ではありません。ただ、勉強を継続していればいつかは合格できる試験です。

勉強を続けられるか否かが合否の分かれ目です。

では勉強を続けるためには何が大切なのかといえば、私は「執着心」だと考えています。先に書いた「絶対に販売士1級に合格する!」という決意を一貫することが大切なのです。受験勉強中には、遊びに誘われたり、飲み会に呼ばれたり…など様々な誘惑がありますが、これらに惑わされずに常に試験勉強を生活の中心に考えて過ごせば、いつかは良い結果を得られるはずです。こうやって書くと精神論みたいになるかもしれませんが、結局のところ勉強をするかしないかは本人次第で、いくら良い参考書や問題集があっても本人が勉強しなければ意味がありません。

人間の能力には多少の違いがあるかもしれませんが、資格試験の受験に影響が出るような決定的な違いはなくて、記憶力が多少悪くても、受験勉強が初めてで要領がわからなくても、勉強を続けていけば次第にレベルアップして合格レベルになれるのです。そのスピードが速いか遅いかは個人差があるかもしれませんが、絶対に到達できないというレベルの試験というのはそう多くは無いはずです。少なくとも販売士1級は努力で何とかなるレベルの試験です。

難しい試験ほど強い執着心が必要とされますが、難しい試験ほど合格した時のリターンは大きいですよ。

スポンサーリンク


関連記事

サイト移動に伴って各記事のSNSボタンがリセットされました。いいね等が増えると更新意欲が出るのでお願いします。

スポンサーリンク

ピックアップ記事

  1. 販売士検定試験の受験者の多くが不得意とする計算問題。販売士検定試験では必ず経営分析や損益計算書の穴埋…
  2. 販売士は流通業界で唯一の公的資格として一定の評価を得ています。 (さらに…)…
  3. 販売士検定試験の受験者の多くが不得意とする計算問題。受験者の多くは計算問題を避けてしまう傾向にありま…

ピックアップ記事

  1. 小売の輪の理論の解説とポイント

    小売の輪の理論について、具体例などを用いて解説します。 小売の輪の理論とは 小売の輪の理論とは、…
  2. 不確実性プールの原理について具体的に説明します。

    不確実性プールの原理(集中貯蔵の原理)とは消費者志向の変化など外部環境の変動に備えてすべての小売店が…
  3. 事業部制組織とは 事業部制組織の長所と短所、導入の留意点など

    事業部制組織とは本社の下に各事業部を配置し当該事業部に権限を大幅に委譲する組織形態である。事業部制組…
ページ上部へ戻る