販売士は勉強すれば合格できる資格で、決して難易度が高い資格ではなく、難易度が低く合格しやすい資格といえます。しかも流通業界唯一の公的資格として販売職などの流通業界では一定の評価を受けています。
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販売士の難易度は低い!だから合格しやすい!
販売士の難易度については「販売士の難易度」でまとめている通り、販売士2級3級の合格率は例年50%以上と、勉強すれば誰でも合格できる難易度で、受験予備校の講座を受講しなくても独学で十分合格できる資格試験です。ちなみにこの合格率ですが、この合格率には数字のマジック(?)があって、「販売士の合格率の実態。実際の合格率はもっと高い!」でまとめている通り、真面目に勉強した人の合格率は80%以上です。
販売士は就活で役立つ!
販売士が就活で役立つ理由は次の通りです。
- 販売士3級は新入社員教育に役立つ。
- 新入社員に入社までに販売士3級合格を義務付けている会社がある。
- 販売士合格で説得力が増す。
販売士3級は新入社員教育に役立つ。
販売士の試験科目は小売業の類型、マーチャンダイジング、ストアオペレーション、マーケティング、販売経営管理の5科目ですが、販売士3級で学ぶ内容はいずれも基本的なもので、小売業等でこれから初めて働く人に「流通業界とはどういうところなのか」「社会人としての心構え」などを効率的に勉強するのにとても良い試験です。
新入社員に入社までに販売士3級合格を義務付けている会社がある。
先に説明したとおり、販売士3級は初めて流通業界で働く人が、流通業界の基本を効率的に勉強できる良い資格ということもあって、スーパーなどの小売業では就活で内定を出した学生に対して入社までに販売士3級の合格を義務付けているところがあります。このような会社でもしあなたが面接の時に販売士3級に合格していたらどう思われるかはわかるはずです。
販売士合格で説得力が増す。
販売士は新卒の就活で役立つ資格試験です。これは私自身の経験からも言えることですが、販売士に合格することで面接等での扱いが変わることもありました。水戸黄門の印籠までではないですが、やはり新卒就活生の多くが販売関係の勉強していないのが実態で、一応、面接では「私は販売の仕事に興味があって…云々」などと言いますが、会社側からすると「その根拠は?」となるわけです。多くの就活生は「アルバイトの経験から…云々」などの話をしますが、会社側からするとこれもまた「その根拠は?」となるのです。もしそのようなときに「販売の仕事に興味があり、販売士の勉強をして合格しました。」となると、根拠としての販売士合格があり、説得力が増します。やはり、いくら販売士3級の難易度が低いとはいえ、ある程度勉強しなければ合格できないということは会社側も知っていて、その点を評価しています。
就活で資格は意味が無い?
資格試験について調べていると「資格なんて意味が無い」ということをよく見聞きしますが、これはその人が就活で資格を活かせなかっただけで、資格自体に問題があるのではなく、その人に問題があるはずです。
会社の採用活動では採用担当は毎日数多くの就活生の面接等をしています。どの就活生も似たようなことを言っており、明確に「この人は優れている」などと感じることは稀だと言います。似たようなことを言う就活生を前にして、貴方なら何で評価しますか?人柄、アルバイト経験、学歴、資格…など評価基準は色々ありますが、客観的に評価できるものと言えば学歴と資格だと思います。
近年、学歴で就活生をふるい分けすることが話題になりましたが、これは大量採用をする企業においてはある意味で仕方が無いと思います。良い学校に入学できた人はその受験過程で一定程度の努力をしてきたわけで、「ひとつの事に努力できる=仕事に対しても努力できる」と見られます。
ただ、学歴は就活段階で変えられるものではないですよね。そうなると今からできる差別化に資格が有効だと思いませんか?新卒の就活のときに販売士に合格している人は多くありません。多くないからこそ合格すれば目立ちますし、さらに販売士の難易度は高くありません。私がもう一度販売の就活をするのであれば迷わず販売士を受験します。